
なんで冬になると肌が乾燥するん?

今回はこんな悩みに答えていくよ!
この記事はこんな方におすすめです。
- 冬の乾燥肌の予防・対策を知りたい
- なぜ冬に肌が乾燥するのか知りたい
- 冬だけ肌が痒くなる理由を知りたい
今年の冬、乾燥し過ぎですよね?
手の甲まで乾燥したり体の至る所が痒くてムズムズしたり、今までにない症状に困っています。

人生初、ハンドクリームまで購入しました・・・
色んな方と話をしていると、乾燥肌で困っているのは自分だけではないことが分かったんです。
そこで、この記事では乾燥肌で困っている方に向けて「冬の乾燥肌」の理由や対策を紹介します。
この記事では、以下の流れで「冬の乾燥肌」について解説をしていきます。
- なぜ冬に肌が乾燥するのか
- 冬だけ肌が痒くなる理由
- 冬の乾燥肌の予防・対策
この記事の内容を理解・実践していただければ、乾燥肌の悩みが徐々に緩和していくと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください!
なぜ冬に肌が乾燥するの?

冬だけ乾燥するの、なんで?

「気候」によるものなんだ!
(特に)冬に乾燥肌になりやすいのは、気温や湿度が低くなる冬独特の気候が大きな理由です。
まず、気温の低下に対して体温を維持するために皮膚表面にある血管を収縮させます。
血管を収縮することで流れる血液量が少なくなると、肌の健康維持に必要な物質まで栄養が行き渡らなくなります。
ちなみに肌の健康維持に必要な物質というのは、水分量維持のための「細胞間脂質(セラミド)」・水分の蒸発を防ぐ「皮脂」のことです。
結果、十分な栄養が届かず「肌のバリア」としての機能が低下するため、乾燥してしまうんです。
冬に肌が乾燥するのは「気候」だけが理由じゃない?
日常生活の何気ない行動にも乾燥肌を招きやすいものがあります。
もし該当するものがあった方は、生活の見直しが必要かも。
- 暖房やヒーターの長時間使用
- 長湯・高温度のシャワー
- (肌の)洗いすぎ
それぞれ見ていきましょう。
暖房やヒーターの長時間使用
冬に暖房やヒーターを使わない方が珍しいですが、乾燥した空気を更に乾燥させてしまいます。
空気は温められると、含んでいる水分量は変わらず膨張します。
なので、「空気中に含まれる水分量が少なくなる=湿度が下がって乾燥する」というわけです。
長湯・高温度のシャワー
寒い冬についついやってしまうのが長湯や高温度のシャワーです。
肌のバリアを担う「細胞間脂質(セラミド)」や「皮脂」は、実は水溶性・・・
長時間お湯に浸かったり高温度のシャワーを浴び続けると、水分が失われて肌が乾燥してしまいます。
(肌の)洗いすぎ

洗いすぎ、あかんの?
と思った方も多いと思いますが、ダメです。
思わずボディソープでゴシゴシ洗いたくなる気持ち、とても分かります。
でも、肌を洗いすぎると「皮脂」が減り、乾燥や肌荒れに繋がってしまうんです。
冬に肌が乾燥しないためにできる予防・対策は?
ここまで「冬に肌が乾燥する理由」をご紹介しました。
続いて、理由に対する予防・対策をご紹介します。
- 加湿器を使用する
- 40°C程度のお湯で、湯船に浸かる時は保湿成分入りの入浴剤を使用する
- 肌は泡で優しく洗うように、タオルで拭く時は水気を吸い取るように
それぞれ見ていきましょう。
加湿器を使用する
空気は温められると膨張し、部屋の湿度は下がると先ほどお伝えしました。
加湿器を暖房やヒーターと併用することで乾燥を防いでくれます。
他に、洗濯物の部屋干し・濡れタオルなどを干しておくと含んでいる水分を空気中に逃がしてくれるので、すぐに加湿器を用意できない方は試してみるといいと思います。

卓上でコンパクトなもの、電気を使わないエコのものなど手軽に購入できるようになったよね!
40°C程度のお湯で、湯船に浸かる時は保湿成分入りの入浴剤を使用する
アツアツのお湯を浴び続けると肌の水分を失ってしまいます。
なので、40°C程度のお湯に調節するのがベターです。
湯船に浸かる時は保湿成分の入った入浴剤を使用すると、乾燥から肌を守るだけでなくリラックスして過ごせると思います。
肌は泡で優しく洗うように、タオルで拭く時は水気を吸い取るように
ゴシゴシ洗いは肌の乾燥に繋がることはお伝えした通りです。
なので、体(顔)を洗う時は泡を使って、タオルで拭く時は水気をトントンと吸い取るように優しくしてあげましょう。
また、乾燥肌で困っているならお風呂上りの保湿が効果的。
自分はお風呂上りにオルビスミスターを使っていますが、使わないのとでは全然違います。

肌がしっとりしている10-15分以内がおすすめだよ!
冬は乾燥肌になりやすいので予防・対策をして快適に過ごしましょう!
今回は「冬の乾燥肌」が起こる理由と対策を紹介しました。
冬は気温が下がるうえに空気が乾燥しているので、気をつけたいところです。
ちなみに肌が痒くなるのは、水分が飛んでできた隙間に奥から細胞が出てきてしまうから。
この細胞は、外から刺激が加わると痒みを感じる物質(ヒスタミン)を出すので、掻けば掻くほど痒くなるんです。
最後に本記事の内容をまとめておきます。
- 冬の乾燥肌の原因は気候によるもの
- 冬は気温が低く、空気が乾燥している
- 「暖房の長時間使用」は、室内の空気を乾燥させる
- 濡れタオルや加湿器の併用で乾燥を防ぐ
- 若者に多い「洗いすぎ」も肌を乾燥させてしまう
- 泡で優しく洗い、お風呂後は水気を取る感覚で拭く
- お風呂後15分以内の保湿剤使用もおすすめ
- 肌のターンオーバーには睡眠も関わっている
- 日頃の生活リズムから心掛けることが効果的
風邪の予防と並行して乾燥肌の予防もして、まだまだ続く寒い冬を少しでも快適に過ごしていきましょう!
おまけ
・睡眠の質を上げたい方は、この本がおすすめ
日中の生産性向上には睡眠の質が大事だと分かっていても、改善するのはなかなか難しいですよね。そこで睡眠の専門書を読んで、改善する方法を学ぶのが一番おすすめです。
ちなみに、自分が参考にしている睡眠についての本はこちら。
「世界一の睡眠研究所」と称されるスタンフォード大学の睡眠研究所で研究を続ける西野先生が書かれた本で、スラスラ読めて知識も深まります。読んでおいて損はないです。
以上、いっちでした。